2007年4月16日 (月)

コンタクトレンズの使用について

目の表面の細胞は、主に空気中から酸素を取り入れて呼吸をしています。涙は目に栄養を与えています。コンタクトレンズは目にフタをしているのと同じなので酸素と涙を通さなくなり、細胞が酸欠に陥ったり、目の表面が傷ついたり、さらにはその傷に細菌などが付着して繁殖してしまいますし、涙を補給できないと角膜が栄養不足、水分不足になり角膜障害を引き起こす可能性があります。

コンタクトレンズによる目の障害の多くは、角膜の表面に細かい傷ができる程度の点状表層角膜炎です。この場合、ほとんどは目薬などで回復しますが、これを繰り返すと角膜に濁りができてしまったり、結膜(白目の表面を覆う半透明な膜)から角膜(いわゆる黒目)に向かって血管が入り込んでくるなどの障害が現れることがあります。また、その傷に細菌や真菌(病原性を有するカビ)が付着して繁殖すると、感染性角膜炎や角膜潰瘍を引き起こします。そうなると治療によって治癒したとしても視力障害を残すことがあります。その他、コンタクトレンズによってアレルギー性結膜炎が発生したり悪化したりすることもあります。また、コンタクトレンズのケアのための薬品を、誤って目に入れてしまったという事故もしばしば見受けられます。

それから、コンタクトレンズの着け外しをするときに指で目を傷めてしまったり、コンタクトレンズ自体で目に傷をつけてしまうこともあります。角膜は傷つきやすく細菌が繁殖しやすいため、特に着脱の際はコンタクトレンズの取扱いに充分お気をつけください。また、コンタクトレンズには汚れも大敵です。レンズに付いている汚れはコンタクトレンズの寿命を短くしてしまうだけでなく、例えば上まぶたの裏側に大きなぶつぶつができる「巨大乳頭結膜炎」など、様々な眼病を引き起こす原因と言われています。コンタクトは現代の人間には必要不可欠な物になってますが医療器具でありオシャレなどの為に利用するもので無いことを再確認する必要があります。

コンタクトの使用期限を守っている人はほとんどいないので自分の目のために使用方
法をもう一度確認して安全に使用するようにしましょう。

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